女王交代

6月は巣箱の中が日々刻々と変化していきます。養蜂の本などを見ると1週間に1回は内検(巣箱の中身の点検)をせよ、とよく書いてありますが、実際には1週間も放っておくのは危険です。

4月27日の「分蜂の季節」に記したように、今の時期は盛んに王台(女王の蛹)を作ります。ハチが増えて巣箱の中がハチで満杯状態になると、内検をしていてもこの王台を見逃してしまうことがよくあります。王台を放置しておくと女王は分蜂しようとしますが、女王の羽は切ってあるので飛ぶことができません。女王は巣箱から出たものの飛び立つことができずにそのまま行方不明に…。巣箱の中では新しい女王蜂が誕生していつの間にか女王が交代している、なんてことがよく起こります。

先日二段重ねにしていた巣箱の上段を内検すると、なんとそこには女王蜂が。どうやら王台を見落としていたようです。どうしようか迷いましたが、新しく生まれたほうの女王を別の巣箱に移して新たな1群をつくることにしました。下段にいた女王はもういなくなっているでしょう。でも今の時期はすぐに新女王をつくることができます。結局現在の群数は6群となりました。5群で止めておくつもりだったのですが…。こんな予想外のことが起こるのも生き物相手の楽しさではあります。

写真は、あまりにも群の勢いが強すぎて巣箱の隙間にまで巣を作り始めた、いわゆる「無駄巣」です。

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