ミツバチとアメリカセンダングサ

今の時期、そこいら中の空き地を黄色く染めているのはセイタカアワダチソウとアメリカセンダングサの花です。いずれも外来植物で繁殖力旺盛。どこにでも生えてきます。

アメリカセンダングサは、秋になると写真のような黄色い小さな花を咲かせます。ミツバチたちはこの花が大好物。せっせと花粉を集めています。写真のミツバチを見てください。足の付け根に花粉の固まりが付いていますね。こうして花粉を巣に運んでいきます。

どんどん増えていくので雑草と考えるとやっかいな植物ですが、ミツバチにとっては貴重な栄養源なので、我が農場では畑として利用しているところ以外はそのまま放置しています。花の時期が終われば刈り取らなければなりませんが、アメリカセンダングサは種ができるとこれがまたやっかい。種の先にカギ状の針がついていて衣服にびっしりとくっついてしまいます。払ったくらいでは取れません。我が愛犬も畑を走り回っているうちに全身種だらけとなり、後始末に一苦労です。

人間にくっついたり動物にくっついたりして、あちこちに種が運ばれ、またその地で勢力を広げていく。その繁殖力には脱帽です。

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キクイモの花

毎年お彼岸の頃になるとキクイモの花が咲きます。名前の通り菊のような花です。で、名前の通り芋もできます。このキクイモ、キク科ヒマワリ属だそうです。ヒマワリの仲間なんですね。

キクイモの芋はもちろん地下にできます。ゴツゴツした拳よりもやや小さな塊茎です。芋と言ってもデンプンはほとんど含まれないので、カロリーは極めて低い。その上、イヌリンというインスリンに似た成分が含まれているため、健康食として注目されています。芋自体にはさほど味がなく、淡泊。煮たり焼いたり、漬け物にしたり、まあどんな調理法でも食べられます。

キクイモは11月から4月ごろまで収穫できます。真冬の野菜が採れない時期なので重宝するのですが、まだ知名度が低いため、スーパーに出してもあまり売れません。もっともっと注目して欲しい食材です。

ところでこのキクイモ、とても生命力が強く、一度植えるとどんどん増えていきます。逆にもう栽培を止めたいと思っても、なかなか根絶やしにすることができません。前回取り上げたオクラも同じですが、人間が食べて体にいい野菜はとにかく生命力が強い。その生命力にあやかれたら最高です。

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夏から秋へ

秋が深まってきました。これまで大活躍してくれた夏野菜たちも次第に元気がなくなってきました。この数ヶ月間、私たちの胃袋を支え、楽しませてくれて本当にありがとう! と手を合わせたくなる季節です。

そんな夏野菜の中で最後まで踏ん張るのがオクラ。わずか10センチぐらいの背丈のときから片時も休むことなくひたすら実を付け続け、いまや2メートルを超える身長に。まだまだ美しい花を咲かせてがんばっています。10月いっぱいは元気です。

夏の初めごろは地面に這いつくばるように身をかがめて収穫していたのが、今では背伸びしないと届きません。そんなオクラを眺めていると、今年もまた1年が終わっていくなと、しみじみとした寂しさを感じます。

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