ネギ坊主

取り残してそのまま放置しておいたネギの花が咲きました。いわゆるネギ坊主です。このネギ坊主も蕾のうちなら食べられます。天ぷらにするとなかなかの珍味で、酒の肴にもってこいですが、スーパーでは売ってませんよね。家庭菜園をやっている人は試してください。

写真はすっかり開ききっているので、こうなると種ができていてもう食べられません 。花はともかく、トウ立ちしたネギは固くて、ネギ自体食用にはなりません。ではこれらのネギはもう廃棄するしかないのか、というと違うんですね。

トウ立ちしたネギの真ん中くらいのところから上部をスパッと切り落としてしまいます。それを掘り出して植え替えます。しばらくすると新しい芽が出てきて、やがて古い株は枯れていきます。こうしてまた1本のネギになります。もちろん普通のネギです。食べられます。古いネギの再生です。実は、写真のネギはそのようにして再生、再生を繰り返し、5年ぐらい経ったものです。種から育てたネギを販売し、残ったネギはこのように再生して自家用にしています。いつものことながら、植物って本当に面白いですね。

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ヘビイチゴ

今いたる所にヘビイチゴの実が成っています。子供の頃よく採って集めたものです。親からはヘビイチゴは毒だから食べるなと言われていましたが、実は毒はないそうです。名前がおどろおどろしいので食べられないと思っていましたが、食べられるそうです。ただしまずいらしい。私は食べたことがありません。子供の頃の刷り込みで、食べる気にはなりません。

蛇は実際、食べるのでしょうか。よくわかりません。畑には蛇が結構たくさん生息しています。巨大なアオダイショウもいますし、見た目は綺麗なヤマカガシもよく見かけます。周りが田んぼなので、マムシも時々顔を出します。マムシは言うまでもありませんが、ヤマカガシも毒蛇です。油断できないですね。

それらの蛇たちがヘビイチゴを食べているところは見たことがありません。何でもカエルなどが大好物のようで、確かにカエルがたくさん出てくると蛇も多く見かけるようになります。基本的に肉食なんでしょうね。

さてこのヘビイチゴ、食用の役には立たないものの、小さなその赤い実を見ると何となく心がほのぼのとしてきます。なぜでしょう。

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サトイモの芽

サトイモの芽が出てきました。小さくてもしっかりサトイモしていますね。サトイモは春に植えて、秋から冬にかけて収穫します。半年以上も畑を専有する栽培期間の長い野菜です。普通は花が咲きませんので、花から採れた種を撒くのではなく、種芋を保存しておいて植えます。ニンニクと同じです。ごく稀に花が咲くことがあるそうですが、我が農園では残念ながら見たことがありません。

サトイモは夏の間に大きく葉を成長させます。太陽の光を目一杯浴びて地下茎を膨らませていきます。最初に親芋が形成され、その親芋から小芋が派生してきます。私達が食べている里芋はこの小芋です。大きな株になると小芋に孫芋が付くこともあります。一方、サトイモの一種である八頭は親芋を食べます。赤芽芋とも言われるセレベスという品種は両方とも食用になります。八頭もセレベスも地上の茎(ずいき)を食べることができますが、一般的な里芋の茎はアクが強すぎるので食べません。

サトイモは縄文時代から栽培されていたそうです。稲作よりも早いんですね。芋ですからデンプンが主成分ですが、あのネバネバ成分はジャガイモやサツマイモにはない貴重な栄養源です。ネットリした里芋の煮っころがし、本当に美味しいですよね。

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