ボケ

前回の梅に続いて今回取り上げるのはボケの花です。残念ながら今の時期、畑には菜の花と梅の花以外には華やかなものがありません。これは自宅の庭木です。今満開で、とてもきれいです。

ボケという名前から「ピンボケ」などの「ボケ」をイメージする人も多いのではないでしょうか。私もかつてはそのひとりでした。ボケの木にとっては何とも迷惑な話ですね。あちらの「ボケ」は「惚ける」からきていますが、こちらのボケは漢字で書くと「木瓜」。瓜のような実が成るからですが、実際には瓜と言うよりも、小さなリンゴ、あるいは小さな梨のような実です。同じバラ科ですから、似ていても不思議ではありませんね。ボケの実は生食はできませんが、果実酒やジャムにできるそうです。今までは実には見向きもしなかったのですが、今年は果実酒にチャレンジしてみようかと思います。

ところで山などを歩いているとよく地面を這うようにボケの花が咲いていますが、これは日本原産のクサボケです。庭木などで見かけるボケは中国原産で、大正時代頃から品種改良が繰り返され、現在は200種類以上の品種があるそうです。それだけ人気があるということですね。名前のイメージとは違って、極めてくっきりとした美しい花が人々の心を惹きつけるのでしょう。