平成の終わりと万葉

今日は平成31年4月29日。明日で平成が終わりです。明後日からは令和という新しい元号の時代がスタートします。時間は区切りなどなく昨日から今日、今日から明日へと続くだけですが、呼び名が変わるだけで不思議と気分が変わる気がします。これがまさに改元の効果でしょう。

さて我が農園も改元で何が変わるわけでもありませんが、季節の推移だけは確実に変化をもたらしています。今、藤の花が満開です。といってもお隣さんの畑です。

新元号の「令和」が万葉集から取られたことが話題になりましたが、万葉集には様々な植物が詠まれていて、当時の人々が愛していた植物を知ることができます。藤の花を読んだ歌は26首あるそうです。万葉集には全部で4500首を超える歌が収録されていますから、26首が多いのか少ないのかわかりませんが、数えた人がいるんですね。

藤の花の色、紫は高貴な色として知られていますが、紫で思い出すのは紫式部。彼女は藤の花をことのほか愛したそうです。源氏物語でも「藤壺」「紫の上」など重要人物の名前として使われています。

毎年楽しませてくれるこのお隣さんの藤ですが、これを眺めながら万葉集に思いを馳せたことは今日まで一度もありませんでした。これも改元の効果と言えるかもしれません。

投稿者: 小径養蜂

小径ファーム&小径養蜂

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