ジャガイモの実

そろそろジャガイモ収穫の季節です。今年は連休明けに遅霜に襲われました。4月の遅霜はさほど珍しくはないのですが、5月に入ってからの遅霜は初めて体験しました。かなり葉が枯れてしまったので心配でしたが、その後そこそこ回復はしました。芋にどの程度影響が出るか、それでも不安は残ります。

ジャガイモはナス科ナス属の植物です。ちょっと意外かもしれませんが、トマトやナスの仲間なんですね。それは花を見ると納得します。ナスの花にそっくりですから。実もつけます。すぐに落ちてしまうのであまり見かける機会は多くありませんが、小さなトマトのような実です。完熟すると種もできます。農作業では種芋を蒔いて育てますが、種からでも育てることができるそうです。品種改良は種を使ってやっているんですね。

少し前まで花が満開でしたが、今はすっかり落ちてしまいました。しばらくすると葉が枯れてきます。その頃になると地下で芋が膨らんでいて、いよいよ収穫。新ジャガの季節到来です。楽しみですね。

稲の苗

今まで話題にしたことがありませんでしたが、実は稲作もやっています。売るためではなく、自家用です。畑の地主さんから約1反の田んぼを借りて、見よう見まねで作っています。やり始めて5年目ですので、まだまだ初心者です。稲作の専門家からすればとんでもないやり方をしているかもしれませんが、それでも毎年美味しいお米がとれます。

田んぼの片隅に写真のような苗床を作って育てているのですが、5月初旬に蒔いた稲の苗が今青々と育っています。昨年はコシヒカリを作りましたが、今年は地元埼玉の「彩のきずな」を蒔いてみました。昨年特Aを取った埼玉自慢の品種です。

ほかの地域ではすでに田植えが終わっているところが多いと思いますが、このあたりは川越の中でも特に遅い地域です。これからこの一帯の田んぼには次々と水が入れられますが、田んぼが水で満たされると田園の風景は一変します。入れたばかりの水は澄んでいて、空や周辺の風景を鏡のようにきれいに映し出します。1年中でもっとも美しい光景が見られる時期です。それもほんの一時だけ。

さあ、今年はどんなお米がとれることか、今から楽しみです。

春菊の花

今春菊の花が満開です。名前の通りキク科の植物で、春に花が咲くから春菊。当たり前過ぎて何とも面白味のない名前ですが、あの独特の香りと苦味は格別です。お鍋料理には欠かせません。天ぷらにしても最高です。ほかの野菜には置き換えることのできない食材です。意外に知られていませんが生食することもできます。

春菊は家庭菜園向きの植物で、秋にプランターに種を蒔いておけば冬のあいだ中食べることができます。寒さにはあまり強くないので、霜の当たるところには置かないほうがいいでしょう。摘むときは株ごと引っこ抜かずに、生え際から数センチぐらい残して上を切り取ります。そのまま放置しておくと株元からまた葉が伸びてきます。大きくなってきたらまた切り取って食べます。採りたての新鮮な春菊はぜひ生サラダで食べてみてください。おいしいですよ。

こうして冬のあいだ食して楽しんだ春菊をそのまま育てていると、やがて写真のようなきれいな花が咲きます。食べて楽しみ、眺めて楽しむ。最高の野菜ではありませんか。