タンポポ

 タンポポはどこでも見かける身近な植物ですが、不思議がいっぱい。

 まず不思議なのはその花。黄色い部分全体で一つの花のように見えますが、これは花の集合体です。花びらの一つ一つがそれぞれ独立した花なんですね。しかも、その花びら1枚(に見えますよね)も実は5枚の花びらの集合体だそうです。綿毛の一つ一つに種がついているのもこれで納得です。まあそのあたりの詳しいことは専門家が書いた(と思われる)ブログや記事がネットには山ほどありますので、それらを見てください。

 日本で見かけるタンポポには在来種と外来種がありますが、最近は在来種にはめったにお目にかかることができません。我が農場に生えているのも外来種です。冬の間は葉をロゼット状態にしてまるで地面にしがみついているかのように寒さをしのぎます。寒い冬を耐えたタンポポは、暖かくなると一気に花を咲かせます。

 ただ、この時期はまだ背丈の高い草があまり生えていないので、タンポポの花も地面スレスレに咲いていることが多いのですが、受粉して種ができ始めると、ニョキニョキと茎が伸びていきます。風を受けやすくして綿毛に付いた種を飛ばすんですね。

 春の風に乗ったタンポポの綿毛が畑の中を漂うようになると、いよいよ夏野菜の本格的な作付け時期が始まります。

写真を撮っていたらミツバチがやってきました。蜜を吸っているのか、はたまた花粉を集めているのか。これで受粉も無事完了か。