凍る冬

 この冬はとにかく寒い。朝晩の冷え込みは半端ではありません。早朝はほぼ毎日氷点下で、この数日は氷点下7度とか8度とかになります。これだけ気温が低くなるのはこのあたりでは記憶にありません。土も表面の数センチほどがカチンカチンに凍っていて、スコップも入りません。

 そんな低温下でも、冬を越すことのできる草は霜に覆われながら緑を保っています。 

 菜葉類も霜にまみれつつこの寒さに耐えています。

 畑には野菜ではない菜葉類がたくさん生えています。「野菜ではない」というのは野菜として育てるために種を撒いたものではないという意味です。野菜として育てていた白菜や小松菜などの種がこぼれて野生化したもので、そのような「野菜ではない」無数の菜葉が毎年勝手に生えてきて、逞しく育っています。上の写真もそんな菜葉です。陽が高くなって気温が上がってくるとそんな野生の菜葉もこの通り。

 すっかり萎れてしまっていますが、枯れてはいません。生きています。そのうち春が近づき暖かくなると元気を取り戻し、やがて花を咲かせます。それも立派な菜の花です。我が家ではその蕾を採って菜の花のおひたしにして食べています。春先の緑野菜が不足しがちな時期の貴重な食料です。