分蜂の季節

一週間前に見た時にはなかったのに、一昨日見たら王台(女王蜂の蛹)が3つもできていました。上の写真の中央右側にピーナッツの殻のようなものが見えていますが、それが王台です。あぶなく分蜂してしまうところでした。本当にこの時期は気が抜けません。すぐに王台ができている巣板を含む数枚を別の巣箱に移し、増群させることにしました。

数日経つとこの王台から女王蜂が生まれるはずです。つまり1群増えることになります。増やしたくない時は、その王台をつぶして女王蜂の幼虫を殺してしまいます。可哀想ですが、放っておくと分蜂してしまうので仕方がありません。我が養蜂場では冬の間に1群減ってしまったので、増群させて元に戻そうと思います。

ところで王台は3つありました。しかし女王蜂が3匹生まれることはありません。最初に生まれた女王蜂が残りの王台を壊して、殺してしまうんだそうです。万が一、生まれてしまった場合には女王蜂同士の生き残りをかけた決闘になるそうです。生き物の世界って厳しいですね。

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巣箱の増設

今、群は急速に大きくなっています。巣箱がほぼ満杯状態になったので、2階部分を増設しました。1階と2階の間には隔壁があって、働き蜂は行き来できるものの女王蜂は2階には上がることのできないような仕組みになっています。この2階部分にたまった蜂蜜を絞ります。

もっと群が大きくなると3階建てになることもありますよ。群が大きくなればなるほどたくさんの蜂蜜が貯まります。蜂さんたちがんばってね。

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腐蛆病の検査

昨日腐蛆病の検査がありました。蜜蜂を飼う際には蜜蜂飼育届けを都道府県の家畜保健衛生所に提出しなければなりません。蜜蜂は家畜と同じ扱いなんですね。ほかの家畜と同様に法定伝染病や届出伝染病が定められていて、腐蛆病は法定伝染病になっています。届出をすると年に1回、衛生所の方が腐蛆病の検査にやってきます。

もし腐蛆病が見つかれば、鳥インフルエンザと同じように焼却処分をすることになるので、結構緊張します。幸い、今飼っている3群とも病気はありませんでした。ホッと一安心です。

気温も上がって、今蜜蜂たちは驚異的な増殖をみせています。これからは分蜂(蜜蜂の巣分かれで、分蜂が起こってしまうと採蜜に大きな影響を及ぼしてしまいます)に気をつけなければなりません。分蜂が起こるときには女王蜂の蛹が作られるので、6月頃までは巣箱をこまめにチェックしてこの蛹を見つけ、対処します。これがなかなか手間のかかる作業で、悪天候が続いたりして点検の間があくと、いつの間にか分蜂していたりします。気の抜けない季節です。

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ミツバチの越冬

ミツバチにとってもっとも過酷な季節が冬。4群で迎えたこの冬、そのうちの1群の女王蜂が2月に死んでしまいました。真冬に女王蜂を失った群はあっという間に消滅に向かいます。何ともやりきれない気持ちになります。それでも他の3群は厳しい季節を生き延びました。凍えるような寒さの中でもお互いに暖めあって子育てを続けるミツバチたちにはただただ感動するばかりです。

気温が高くなってくると、ミツバチたちは再び活発に活動を始めます。今、ミツバチたちは盛んに春の花を訪れ、花粉や蜜を集めています。4月になると群れは一気に拡大します。採蜜の日も近づいてきます。

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