満開

 春に「満開」といえば桜ですが、もう桜は完全に散ってしまいました。写真は楓の花です。小さくてよく見えないかもしれませんが、たくさん咲いています。もう盛りは過ぎつつありますが、ひっそりと満開を迎えていました。華やかな桜に比べると今はまったく日陰の存在ですが、秋になると真っ赤に染まったその葉が人目を惹きつけます。花ではなくて葉が主役の植物ですね。

 山吹の花も今が盛りです。

 川越といえば太田道灌。太田道灌といえば山吹。その逸話から、山吹には実がつかないと思っている人が多いのですが、この一重の山吹は実がなります。八重咲きの山吹は実がならないそうですから、道灌の逸話に出てくる山吹は八重咲きの山吹だったのでしょうね。写真の山吹は我が家の庭のものですが、川越周辺には太田道灌ゆかりの地があちらこちらにあり、その多くが山吹の名所でもあります。

 そろそろツツジの季節も近づいてきました。

 お隣さんの畑にシャクナゲの花が咲いていました。シャクナゲはツツジの仲間ですので花はよく似ています。これからはツツジが満開を迎える季節です。桜が散ってしまうとなんとなく寂しくなりますが、次々と別の花が満開を迎えますので、楽しみはまだまだ続きます。

 私の畑にはヤグルマギクが花を開かせていました。こぼれ種から芽生えたもので、数本かたまって生えています。ヤグルマソウとよく名前を間違えますが、似ても似つかないまったく別の植物です。畑には時折思いもしない植物が生えてくるのですが、さあ今年はどんな新たなメンバーが加わるでしょうか。楽しみです。